コラム

３秒でたたむ！きれいなTシャツのたたみ方のコツや方法を解説します

2021年02月04日

きれいなTシャツのたたみ方
※本記事は2024年4月17日に更新しています。

忙しい現代において家事の負担を減らす事は非常に重要で、時短家電やAI機能の発展により家電の自動化は年々進化しています。
そんな中、Tシャツなどの洗濯物をたたむ作業はいまだに自動化が進まず手作業のままです。人類が服を着る限り、もしくは家事ロボットが普及しない限りこのルーティーンは終わることが無いでしょう。
Tシャツ１枚たたむのは造作ない作業ですが、家族が多くなると毎日何十枚ものたたむ作業が発生します。
Tシャツをたたむ作業は普段たたまない人から見ると簡単そうに見えますが、１枚、１枚をキレイに早くたたむには工夫やコツが必要です。正しくたたむことで、スペースを節約したり、シワを防いだりすることもできます。この記事では効果的なTシャツのたたみ方を紹介します。基本的なたたみ方から、ラクかつキレイなショップ風のたたみ方、筆者が考えた3秒でたたむ最速たたみテクニックが読めるのはこのコンテンツだけ（のはず）。ぜひご参考ください。Tシャツを上手に早くたたんで、整理整頓されたクローゼットを手に入れましょう。

Tシャツたたみ方厳選４つの方法

しわにならないTシャツの基本的なたたみ方

ここでは、基本的なTシャツのたたみ方について解説していきます。しわを残したくない人におすすめの方法です。まずは基本的なたたみ方を覚えていきましょう。

1. 背中を上にして平置きする

Tシャツの背中を上にして置き、袖や縫い目を揃えます。しっかりとしわを伸ばし、たたみやすいように広い場所に置きましょう。

2. 左右を内側へ折る

左右の身頃を、襟元から垂直になるよう内側に折ります。折り目が襟元に対して斜めになると汚く見えてしまうため注意しましょう。
また左右対称に折るためには、襟元から両サイドの折り目を同じ距離にすることがポイントです。襟元から5～7cm程で折り目をつけると、きれいに仕上がります。
さらに身頃を折り込む時は、しわになりやすいので袖のしわを伸ばしておくとよいでしょう。

3. 上下半分にたたむ

裾を襟に合わせるようにして、下半分を上へ折ります。Tシャツの中央部分に手を添えて、もう片方の手で裾を持ち襟元に向かって折れば完成です。

一瞬でたためるショップ風Tシャツのたたみ方

ショップ店員さんがよくお客さんが開いたTシャツをささっとたたみ直す場面をよく見かけますね。時間をかけずにたたむ方法についてご紹介していきます。

1. 表を上にして平置きする

Tシャツの表面を上にして、横向きに置きます。しわはなるべく伸ばし、折り目や袖を揃えるのがポイントです。

2. 上下半分と身幅1/4をつまむ

身丈の横半分のラ￥ンと身幅1/4のラインが重なる位置を左手でつまみます。身幅1/4のラインは、自分の体から遠い側の方にするとスムーズです。

3. 肩部分をつまんで持ち上げる

左手でつまんだ部分と垂直になるように、右手で肩部分をつまみます。肩部分をつまんだまま右手を垂直に下へ移動し、裾部分をつまみましょう。

次にTシャツをつまんだまま持ち上げて、しわを伸ばすように軽く振ります。

そうするとつまんでいない側から、袖と身頃が出てくるため、折り込むようにして床に置けば完成です。

慣れるまでは少し時間がかかりますが、慣れてしまえばわずか数秒でたためます。Tシャツをたたむ手間を省きたい人におすすめの方法です。

コンパクトに収納できる軍隊式（ミリタリーロール）Tシャツのたたみ方

ここでは、Tシャツをコンパクトにたたむ収納に便利な軍隊式（ミリタリーロール）のたたみ方についてご紹介します。

1. 平置きし裾を折り曲げる

Tシャツの表を上にして、しわを伸ばして平置きします。裾の下から約8cmの部分に折り目を付けたら、裏返して裏表がめくれた状態にしておきましょう。

2. 袖を内側に折り込む

Tシャツが縦1/3になるように、片方を内側に折りたたみます。袖の部分は、しわにならないよう伸ばして内側に折り込むとよいでしょう。左右同じようにたたみ、折り目をきれいに整えます。

3. 襟から巻いていく

襟から袖に向かってクルクルと巻いていきます。巻き方が緩いときれいにまとまらないため、きつめに巻いていくのがポイントです。ただし、きつすぎると生地が伸びてしまうため注意しましょう。

最後に裏返してある裾部分を、巻いたTシャツに被せれば完成です。コンパクトにまとまるため、収納場所に困りません。

最速３秒！Tシャツ最速のたたみ方

こちらは日々の洗濯物をたたむ際にオススメの最速たたみ術をご紹介します。ずぼらな筆者が日々の洗濯物を取り込む際に考案した方法なので、何よりも速さを最優先します。慣れるまでは袖がきれいに折り込めないですが、慣れてくるとこれより速いたたみ方はないと断言します。ぜひ試してみてください。

1.両手で化をつまむ

両肩をそれぞれの親指と人差し指でつまみます。残った３本の指をTシャツに添えます

2.両袖を折りこみながら半分にたたむ

添えた指で勢いよく両袖折りこむようにしながらそのまま下半分を地面、もしくは自分の脚につけながら上下半分をたたみ込んで完成です。

ゆっくりたたむと袖にしわができてしまうので、勢いよく折りこむのがポイントでと半分にたたむ動きを一連で行う事でキレイにたたむ事ができます。

便利グッズを使ったTシャツのたたみ方

ここでは、Tシャツをたたむ際に使える便利グッズをご紹介します。

1. クリアファイル

クリアファイルは、基本的なたたみ方をする際に真っすぐな折り目をつけるガイドラインに最適です。
クリアファイルを襟の上に置き、左右の身頃をクリアファイルに沿って内側に折り込みましょう。最後に下半分をクリアファイルの渕に沿うように折り曲げて、ファイルを引き抜けば完成です。
真っすぐ折るのに時間がかかる人は、ぜひ参考にしてみてください。

2. 折りたたみボード

6枚の板が連なった折りたたみボードを使用すると、Tシャツを乗せるだけで簡単に折りたためます。Tシャツの背中を上にして板に乗せたら、左右の板を交互に倒し内側へ折り込み、最後に下半分の板を倒すだけです。

専用の折りたたみボードを購入しなくても、段ボールで自作することもできます。使わないときは、折りたたんで収納できるのもポイントです。

場面や目的に合わせたTシャツのたたみ方を実践しよう

いかがでしたでしょうか。きれいなTシャツのたたみ方のコツや方法についての解説は参考になったでしょうか。コンパクトに収納する方法や素早くたたむ方法、きれいに丁寧にTシャツをたたむ方法など場面や目的によって使い分けるとよいでしょう。Tシャツをきれいにたたむことで、効率的で整理された収納を可能にし、日々の衣類の管理を簡単にします。色んなたたみ方をマスターすることで、洋服を美しく保ち、限られたスペースを最大限に活用しましょう。忙しい日々でも、この簡単な方法でTシャツをたたむことで、整頓されたクローゼットや引き出しを楽しむことができます。また便利グッズを利用することで、さらに効率的にたためます。日頃からTシャツをたたむ機会が多い人は、ぜひ参考にしてみてください。