【法人向け】展示会・イベント用スタッフTシャツで失敗しない!来場者の目を引くデザインアイデアと発注スケジュール
2026年10月23日
展示会やイベントで、スタッフが着用するTシャツを作りたいと考えていませんか。 スタッフTシャツは、来場者がスタッフを見つけやすくするだけでなく、企業やブースの印
コラム
2026年11月05日
企業ロゴを入れたTシャツを作る際、「ロゴはどこに配置すればよいのか」「何センチなら小さすぎず、目立ちすぎないのか」と迷う担当者様は多いのではないでしょうか。 企業ロゴTシャツのデザインは、「誰が、どこで、どのように着るか」から考えると、配置やサイズを決めやすくなります。 展示会では遠くからの見つけやすさ、店舗では接客時の印象、周年記念品では日常でも着たくなるデザインが大切です。 この記事では、用途別のおすすめ配置・サイズに加え、プリント方法やサイズ展開の注意点、社内確認に役立つ完成イメージの用意まで解説します。 なお、本記事の「黄金比」は、数学的な比率である1:1.618を指すものではありません。用途に合わせた「配置・大きさ・余白」のバランスとしてご紹介します。 同じ企業ロゴでも、展示会スタッフが着る場合と、店舗スタッフが毎日着る場合では、求められる見え方が異なります。 まずは「会社名を覚えてもらう」「スタッフを見つけてもらう」「チームの一体感を出す」など、今回の制作で優先する目的を整理しましょう。 目的が決まると、社内でデザインを選ぶ基準も揃います。 企業ロゴTシャツでは、平面のデザイン画だけでは気づきにくい失敗があります。 ロゴTシャツの配置・サイズは、着用した状態を基準に判断することが大切です。 腕を下ろす、作業する、上着を羽織るといった動きも想定すると、完成後の行き違いを減らせます。 企業用Tシャツでは、次の3つをバランスよく満たすことが重要です。 ・視認性:会社名やスタッフであることが、必要な距離から伝わること。 遠くから目立たせようとロゴを大きくしても、店舗の雰囲気に合わなければ使いづらくなります。 一方、控えめなデザインだけでは、混雑した展示会場でスタッフを見つけにくくなる場合があります。 用途ごとに、3つの役割のどれを優先するかを決めることが、デザインの出発点です。 用途別の配置・サイズの目安を、一覧にまとめました。 ※寸法は成人用Tシャツを想定した検討の目安です。ロゴの縦横比、衣類の品番・サイズ、印刷可能範囲によって調整します。左胸・左袖は、いずれも着用者から見た位置です。 展示会やイベントでは、来場者に「どの会社のスタッフか」を短時間で伝えることが重要です。 おすすめは、背中中央に大きなロゴや会社名、左胸に小さなロゴを配置する組み合わせです。 背面で離れた場所からの認識を助け、左胸で対面時の印象を整えます。 サイズは、背中の横幅28〜32cm、左胸の横幅8〜10cmから検討するとよいでしょう。 ただし、背中の横幅を30cmにすれば、必ず3メートル先から文字が読めるわけではありません。 横長ロゴに小さな説明文が付いている場合、文字自体の高さが足りないことがあります。 遠目の見やすさを高めるポイントは、次の3つです。 ・会社名・ロゴを主役にして、掲載情報を絞る たとえば、ネイビーのTシャツには白、白いTシャツには濃紺や黒を合わせると、輪郭を認識しやすくなります。 企業カラーを使う場合も、色味だけでなく、生地との明るさの差を確認しましょう。 実寸で印刷した紙をTシャツに当て、3メートル程度離れて見ると、画面上ではわかりにくい文字の小ささを確認できます。 毎日着るユニフォームでは、企業らしさが自然に伝わる、落ち着いたデザインが適しています。 おすすめは、左胸の横幅7〜9cmを中心に、必要に応じて左袖に横幅5〜7cmのマークを加える配置です。 胸元に余白を残すことで、整った印象に仕上げやすくなります。 横長の社名ロゴと、縦に高さがあるエンブレムでは、同じ横幅でも存在感が異なります。 特に正方形に近いロゴは面積が大きくなるため、横幅の数字だけで決めず、全体の大きさを見て調整しましょう。 店舗では、次の着用品との重なりも確認が必要です。 ・胸当て付きエプロン エプロンで左胸が隠れる場合は、袖を主なロゴ位置にする方法もあります。 ただし、袖は腕の向きによって見え方が変わるため、前から常に見えるとは限りません。 実際の接客スタイルでロゴが見えるかを確認することが、使いやすいユニフォームにつながります。 周年記念Tシャツでは、会社の節目を伝えながら、受け取った方が着たくなるデザインを目指しましょう。 前面中央に配置する場合は、ロゴと周年表記を合わせて横幅20〜25cm程度が検討の目安です。 控えめに仕上げたい場合は、左胸のロゴに「30th ANNIVERSARY」などの周年文字を組み合わせる方法もあります。 まとまりを出すには、次のような文字の優先順位を決めると効果的です。 ・周年の数字を主役にする 既存ロゴと周年数字の書体は、線の太さや雰囲気を揃えると一体感が生まれます。 企業ロゴ自体に使用規定がある場合は、ロゴを変形せず、周囲の文字組みや余白で調整します。 私服での着用も想定するなら、1〜2色を中心にまとめ、説明文を詰め込みすぎないデザインがおすすめです。 記念撮影での華やかさと、日常での着やすさのどちらを重視するか、事前に社内で共有しておきましょう。 配置が決まったら、デザインを再現できる加工方法と、実際に印刷するデータを確認します。 見た目・費用・着心地に関わるため、デザインとプリント方法は一緒に検討することが大切です。 企業ロゴTシャツで使われる代表的な方法が、シルクスクリーンとDTFプリントです。 シルクスクリーンは色ごとに版を作って印刷するため、同じデザインをまとまった数量で作る場合に費用を抑えやすい方法です。 DTFはフィルムに出力したデザインを熱で転写する方法で、版を作らず、多色表現に対応できます。 「単色・大ロット・コスト重視ならシルク」「多色・小ロットならDTF」が基本的な選び方です。 ただし、価格の分岐点は枚数だけでなく、プリント位置数・色数・大きさでも変わります。 当店でシルクスクリーン用のデザインを作成する際は、ベタ塗りを基本に、細すぎる線や潰れやすい隙間を整えて進行します。 グラデーションを含むロゴは、DTFでの再現や、使用規定に沿った単色版の利用を検討します。 DTFでも、極端に小さな文字や細線が必ず再現できるわけではありません。 最終的なプリント寸法で、文字と線が成立しているかを確認しましょう。 S〜3XLまで幅広いサイズを作る場合、同じ印刷寸法でも、Tシャツに対するロゴの比率が変わります。 たとえば、仮に身幅がSで47cm、3XLで64cmの商品に横幅30cmのロゴを入れると、身幅に対する割合は次のようになります。 ※比較のための仮の寸法です。実際の身幅・サイズ展開は商品によって異なります。 同じ30cmでも、Sでは存在感が強く、3XLでは控えめに見えます。 シルクスクリーンで同じ版を使う場合は、基本的にプリント寸法も共通になります。 対策は、大きく3つあります。 ・最小サイズに無理なく入る寸法を基準に、全サイズ共通で作る シルクスクリーンで寸法を分ける場合は、別サイズの版が必要になり、製版代が増えます。 DTFは版が不要ですが、サイズ別データの管理や加工費の確認は必要です。 また、Sサイズに横幅32cmの背面プリントが可能かどうかは、衣類と設備によって異なります。 サイズ別枚数を伝えたうえで、印刷可能範囲と費用を確認すると、後からの変更を減らせます。 S・L・3XLに同じ幅のロゴを配置した比較図と、サイズ群別にロゴ幅を調整した比較図 「配置の考え方はわかったけれど、印刷用のデータを用意できない」という場合も、手元の画像から相談できます。 専門的なソフトを使って、ご自身で完成データを作る必要はありません。 JPEG・PNG・スマートフォンで撮影した画像でも、まずはお送りください。 画像の状態を確認し、そのまま使用できるか、輪郭や文字を整える必要があるかをご案内します。 画像を単純に拡大したり、解像度の数値だけを上げたりしても、失われた文字や輪郭は戻りません。 状態によっては、ロゴの形をなぞって整える「トレース」や文字の再作成が必要です。 可能であれば、次の資料も一緒にご用意いただくと確認が進みやすくなります。 ・元のロゴ画像や、ロゴが掲載された会社案内PDF スマートフォンで撮影する場合は、ロゴを正面から大きく写し、影・反射・傾きをできるだけ避けてください。 細部が読み取れない場合や、特殊な書体を使用している場合は、元データや追加資料が必要になることもあります。 大幅な修復やトレースの対応範囲・費用は、作業前に確認して進めます。 社内確認では、ロゴ画像だけを見せるよりも、Tシャツに配置した完成イメージがあると判断しやすくなります。 モックアップとは、Tシャツの画像にロゴを合成し、完成時の見え方を確認するためのイメージ図です。 生地色・プリント位置・大きさを具体的に共有できるため、総務・広報・現場責任者の間で認識を揃える際に役立ちます。 ご相談時には、ロゴ画像と合わせて次の情報をお伝えください。 まだ決まっていない項目は、未定のままで構いません。 用途とロゴ画像があれば、配置を考える出発点になります。 社内で回覧する際は、完成イメージに加えて「背中:横30cm」「左胸:横9cm」のように寸法を添えましょう。 正面・背面・必要に応じて袖、さらに最小・最大サイズの見え方まで共有できると、承認後の行き違いを減らせます。 なお、モックアップは配置や全体のバランスを確認するための資料です。 画面上の色と実際の発色、風合いには差があるため、厳密な確認が必要な案件では実物サンプルも検討しましょう。 企業ロゴTシャツのデザインは、用途に合った配置・サイズを選ぶことで、見た目と使いやすさを両立できます。 ・展示会・イベント:背中28〜32cm+左胸8〜10cmを目安に、離れた場所からの見つけやすさを重視。 さらに、プリント方法とS〜3XLまでの見え方を確認しておくと、仕上がりの行き違いを防ぎやすくなります。 「手元に粗い画像しかない」「どこに配置すればよいかわからない」という段階でも、お気軽にご相談ください。 トミーズでは、お送りいただいたロゴ画像をもとに、プロのデザイナーが用途に合わせた配置・サイズを検討し、無料の完成イメージ図(モックアップ)をご提案します。 デザインの専門知識は必要ありません。 まずはお手元のロゴ画像と、「展示会で使いたい」「店舗の雰囲気に合わせたい」といったご希望をお知らせください。 社内稟議やスタッフ間のイメージ共有に使える形で、企業Tシャツ作りをお手伝いします。
なぜ「用途」によって企業ロゴTシャツのデザインを変えるべきなのか?
よくある失敗例:文字が小さすぎる・着方によってロゴが隠れる


企業ロゴTシャツに求められる3つの役割
・ブランド統一感:ロゴの形・色・余白が適切で、企業らしい印象が保たれること。
・着やすさ:着用者が気兼ねなく着られ、実際の仕事や日常になじむこと。【用途別】プロが教える企業ロゴTシャツデザインの黄金比

1.【展示会・イベント用】3メートル離れても伝わる「視認性重視」の黄金比
配置は「背中中央+左胸」、背中の横幅は28〜32cmが目安
情報を絞り、生地とプリントの明暗差をつける
・細い文字や複雑な装飾を減らす
・生地とプリントの明暗差をつける
2.【店舗・オフィスユニフォーム】毎日着ても飽きない「スタイリッシュ&信頼感」の黄金比
左胸7〜9cmを中心に、余白を残して配置する
エプロン・名札・上着との重なりを確認する
・名札やネームプレート
・首掛けストラップ
・カーディガンやジャケット
3.【周年記念・ノベルティ】特別感と着用率を高める「限定デザイン」の黄金比
前面中央20〜25cm、または左胸に周年表記を添える
・企業ロゴを添える
・創業年やメッセージは必要なものに絞る書体と色数を整え、日常でも着やすいデザインにする

デザインを形にする際の技術的ポイント(プリント手法とロゴデータ)
ロゴの再現性を左右するプリント技法:シルクスクリーン vs DTFプリント
色数・枚数・プリント面積で使い分ける

細い線や小さな文字は、最終的な印刷寸法で確認する

ロゴの配置サイズを検討する際の注意点:Sサイズと3XLサイズの落とし穴
同じ横幅30cmでも、衣類サイズによって存在感が変わる

最小・最大サイズを比較し、必要に応じて印刷寸法を分ける
・小さいサイズ群・大きいサイズ群で、印刷寸法を分ける
・最小・最大サイズの完成イメージを並べて比較する

手元に「綺麗なロゴデータ」がない・イメージが湧かない時の解決策
画質が粗い画像(JPEG・PNG・スマホ撮影)しかなくても作成できる?
単純な拡大では戻らない輪郭や文字を確認する
・企業カラーの指定
・ロゴの使用規定やブランドガイドライン
・読み取りにくい文字の正式表記スマートフォンで撮影する場合は、正面から大きく写す
社内プレゼン・稟議に必要な「完成イメージ(モックアップ)」を簡単に用意する方法
ロゴ画像と用途を伝えるだけで、配置の検討を始められる

社内確認では「寸法」と「サイズ別の見え方」も共有する

まとめ:用途に合わせたロゴデザインで最高の企業Tシャツを作ろう
・店舗・オフィス:左胸7〜9cm+袖5〜7cmを目安に、接客時の印象と着用品との重なりを確認。
・周年記念・ノベルティ:前面中央20〜25cm、または左胸の控えめな配置で、特別感と日常の着やすさを両立。
この記事の監修者
オリジナルTシャツ作成「トミーズ」の店長。Tシャツ作りのノウハウや商品紹介動画をこれまでに約300本配信中。トミーズテレビ チャンネル