コラム

オリジナルTシャツを受注生産で商売するコツ

2021年07月08日

オリジナル Tシャツを販売するうえでネックになるのが「実際にTシャツを作って販売しても、売れなければ在庫を抱えてしまう」ということでしょう。
しかし受注生産なら在庫を持たずに販売できるので、リスクを下げてオリジナルTシャツを販売できます。

今回はオリジナルTシャツを受注生産で販売するコツを徹底解説します。
リスクの低い無在庫販売なら、資金が少ない人でも簡単にオリジナルTシャツでビジネスが始められます。

オリジナルTシャツの受注生産を成功させる4つのコツ

オリジナルTシャツの受注生産を成功させるためには、いくつかコツがあります。
コツを押さえて受注生産販売を成功させましょう。

受注生産を成功させるためには、まず商品の存在を知ってもらう必要があります。
オリジナルTシャツを販売している人は今とても多いので、商品が埋もれないように定期的に投稿しながら商品をアピールしていきましょう。

実際に1枚Tシャツを作成して写真を撮り、それを商品写真として投稿するのもいいですし、デザインだけをおしゃれにSNSに投稿する方法もあります。
販売に繋げるためにはまずたくさんの人に知ってもらわなければいけません。

SNSなら無料で利用できますから、うまく活用していきましょう。

ECサイトとは自社の商品だけを取り扱うオンラインショップになります。
大手通販モールとはAmazonや楽天などの通販サイトのことです。

ECサイトはブランディングに最適ですが、認知度を上げることには長けていません。
大手通販モールはブランディングは弱くなりますが、多くの人に見てもらうチャンスがあります。

受注生産でオリジナルTシャツ販売をするときは、このどちらもを活用して、ブランディングをして商品だけでなくブランド自体を知ってもらうとともに、たくさんの人の目に触れさせられるようにしましょう。

受注生産は注文が入ったあと、業者にオリジナルTシャツの発注をかけます。
オリジナルTシャツの通常納期は7〜10日程度で、納品されてから梱包して注文者の元に届けるためにはさらに時間がかかってしまうのです。

注文者への納品まで時間が長いと、注文してもらえる可能性が下がってしまうと考えて、短めの納期にしてしまうとその日までに納品できなくなる可能性もあります。

納品日に遅れてブランドに対して悪いイメージを持たれてしまわないように、余裕を持った納品期日を設定してわかりやすく記載しておきましょう。

受注生産はその都度発注することもできますが、それでは1枚あたりの製作費がかかってしまうためあまり利益を得ることができません。
最初はオリジナルTシャツブランドへの認知度も高くないので、利益が少なくてもその都度発注した方がいい場合もあります。

ただある程度注文量が見込めるのであれば、受注生産の締め切り日を決めておき、そこから2週間後を納品日とするというような販売方法を取るのがおすすめです。
一度にたくさん発注すればそれだけ制作コストが抑えられますので、利益が出やすくなります。

受注生産をするうえでのメリット・デメリットを解説します。
販売方法を受注生産にするなら、メリットもデメリットもしっかり把握しておきましょう。

受注生産最大のメリットは、なんと言っても在庫を抱えなくて済むことです。
まだブランドの認知度が低い場合、たくさんオリジナルTシャツを製作しても売れ残ってしまう可能性があります。

しかし受注生産なら注文が入った枚数分だけ製作することができるので、在庫を抱える心配がありません。
コスト面でも安心ですし、在庫を保管しておく場所を確保する必要もないのです。

資金がない状態でオリジナルTシャツ販売を始めたいという方でも、自分の持ち出し資金なしにビジネスを始めることができます。

受注生産のデメリットは、注文者のもとに届けるまでに時間がかかってしまうということです。
即日発送ができないので、すぐに商品を手に入れたいという人からは避けられてしまう可能性もあります。

しかし「待ってでも手に入れたい」と思わせるようなオリジナルTシャツを作ることができれば、このデメリットは大きく影響しないでしょう。

受注生産は即日発送ができないというデメリットがあります。
しかし、在庫のリスクがないので、これからオリジナルTシャツでビジネスを始めたいという人にも最適の販売方法です。

まずは受注生産でオリジナルTシャツブランドのファンを作って、リスクを下げながらご自身のオリジナルTシャツを販売していきましょう。