Tシャツを購入するときの肩幅は？確認方法と注意点について

2020年12月04日

「自分はMサイズだから」と試着しないでTシャツを購入したけど、着てみたらあわなかったという経験をしたことはありませんか。

Tシャツにはさまざまなチェックポイントがありますが、忘れずチェックしたいので肩幅のサイズです。

本記事では、Tシャツを購入するときにチェックしたい肩幅の確認方法と注意点を紹介します。
自分のサイズに合ったTシャツを着るとスタイルも良く見えますので、ぜひ参考にしてください。

Tシャツの肩幅はどこのこと？

肩幅は、Tシャツの肩の部分にある縫い目の端から端までの長さのことをいいます。

Tシャツのような薄い生地の場合は、Tシャツの肩幅と自分の肩幅がぴったり合っている状態がジャストサイズです。

肩幅に合っていないTシャツは野暮ったい印象に見える

Tシャツの肩幅が自分の肩幅よりも、大きかったり小さかったりすると、サイズが合っていないのが一目でわかります。

そういったあわないサイズのTシャツを着ると、野暮ったい印象を与えてしまいます。
とくに、小さい場合はパツパツに見えてしまい、スタイルがかなり悪く見えてしまいます。

ここ数年はオーバーサイズのTシャツがトレンドですが、オーバーサイズのTシャツを選ぶ場合は、肩幅がかなり大きなものを選ぶのがポイントです。
肩幅が自分の肩幅よりも少し大きいようなTシャツでは、オーバーサイズというよりもサイズ選びに失敗したような印象を与えてしまいます。

自分の肩幅を知る方法

オンラインショッピングの場合、Tシャツの肩幅などはcmやmmで記載されています。
ただ自分の肩幅の正確な測り方を知らなければ、せっかくサイズを確認してもジャストサイズのTシャツを購入することはできませんよ。

自分の肩幅を測るときは、まずメジャーを用意しましょう。
自分で測るのは難しいため、誰かに計測をお願いした方が正確に測ることができます。

肩幅を測るときはまずまっすぐ立って背筋を軽く伸ばします。
まず左肩の頂点にメジャーの0メモリを合わせてもらいましょう。

肩の頂点は骨の当たる部分のことです。
肩の頂点から首のつけ根の骨が出っ張っている部分までメジャーを伸ばします。

骨の出っ張りのところに指を当てて視点にしたら、今度はそのままメジャーを右肩の頂点まで伸ばしていきましょう。
右肩の頂点のメモリが指している数値が自分の肩幅です。

肩幅を測るときは、できるだけ薄い生地の服やキャミソール、また、裸の状態で測ると正確な数字がわかるでしょう。

肩幅を自分で測る場合

肩幅を測ってくれる家族が一緒に生活していればいいですが、一人暮らしなどの場合はなかなか誰かにお願いできないこともあるでしょう。
そんなときに自分でできる肩幅の測り方を紹介します。

ひとりで測る場合は、片方の肩の頂点から首の付け根の骨が出っ張っているところまでの距離を測ればOKです。
人間の体は完全な対称ではないですが、ほぼ対称なので測った数値を2倍にすることで肩幅がわかります。

まず、自分で測りやすいほうの肩の頂点に、メジャーの0メモリを合わせましょう。
そのまま首の付け根までメジャーを伸ばします。

頂点の位置でメジャーを指でつまんで数値を確認してください。
その数値を2倍すれば自分の肩幅のサイズになります。

自分で測るときも薄い生地の服やキャミソール、裸の状態で測るのが好ましいです。

ジャストサイズのTシャツを使って測ることもできる

もし、今自分の肩幅にジャストサイズのTシャツを持っているのであれば、Tシャツを使って測ることもできます。

まずジャストサイズのTシャツを床やテーブルに平置きにしましょう。
そのまま肩の縫い目から縫い目までの長さを測れば、それが自分に最適な肩幅ということになります。

素材や服の種類によって肩幅が変わってくるため、Tシャツで測った肩幅の数値はTシャツを購入するときだけ参考にするようにしてください。

オンラインショッピングでTシャツを購入するときの2つの注意点

実際に商品を手に取れるときは自分の肩幅にあわせてみたり、試着したりすることができますが、オンラインショッピングでTシャツを買うときは注意したいポイントがあります。

1.製品寸法と表記されているものを参考にする

肩幅を含めた服のサイズ表記には、2つの考え方があります。
1つはヌード寸法、もう1つは製品寸法です。

製品寸法は仕上がり寸法と表記されていることもあります。

ヌード寸法とはその名の通り裸の状態で測った寸法のことで、体の寸法のことです。
通販のサイズ表記でヌード寸法と書かれている場合、その体型の人が無理なく着れるサイズであることを表しています。

一方製品寸法は洋服自体を測ったサイズのことです。
製品寸法はヌード寸法よりも少し大きめに測ってあります。

ヌード寸法を見てTシャツを購入してしまうと、体にかなりぴったりのサイズになってしまい「着たらパツパツだった」ということも起きてしまうので注意しましょう。
サイズを見るときは製品寸法と書かれているサイズを参考にしてください。

2.肩幅と着丈は必ず確認する

Tシャツをオンラインショッピングで購入して失敗しないためには、肩幅と着丈をチェックするのが大切です。
肩幅が合っていても、着丈が合っていないとサイズが合っていないように見えたり、スタイルが悪く見えたりしてしまいます。

着丈とはTシャツの衿ぐりの背中側の縫い目から裾までの長さのことです。
着丈と似た言葉に身丈がありますが、身丈は衿ぐりの前側の縫い目から裾までの長さのことを示しています。

サイズを確認するときは、着丈と身丈を間違えないように確認してください。

自分の肩幅を知っておけばぴったりなTシャツが見つかる

Tシャツのサイズが合っているかどうかは、肩幅のサイズが合っているかどうかが大きく関係します。
オンラインで服を購入するという人も多いと思いますが、自分の肩幅を知っておけばサイズ選びも簡単です。

大幅に太ったり痩せたりしない限り、肩幅は大きく変化するものではありません。
またTシャツのサイズ選びに欠かせない着丈も、大人になれば大きく変化することは少ないでしょう。

自分の肩幅や着丈を測って知っておけば、ほしいTシャツが見つかったときも迷わず購入することができます。