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コラム

オリジナルプリントTシャツで写真や似顔絵などの著作権について解説!

2020年12月04日

部活やサークル、クラスなどで揃えて作るオリジナルTシャツは、チームの団結力を高めてくれるアイテムです。

「せっかく作るんだからおしゃれなデザインにしたい!」とデザイン選びに頭を悩ませている方もいるのではないでしょうか。
実際にあるイラストや企業ロゴをパロディにするというアイデアを考えている方もいるかもしれませんが、オリジナルTシャツを作るときも著作権に気をつけておかなければいけません。

今回の記事では、オリジナルTシャツを作るときに知っておきたい著作権についてや注意したいポイントを紹介します。

オリジナルTシャツを作る際の参考にしてください。

著作権ってどういうこと?

著作権とは著作者の作品を守る権利のことです。
オリジナルTシャツ作成において関係してくるのは、イラストやロゴについての著作権です。

著作者の許可なくイラストやロゴを複製することは、日本の法律で禁止されています。

たとえば「お気に入りのキャラクターを模写してオリジナルTシャツにしたい」というのは、著作権法違反です。
オリジナルTシャツ製作を行なっている業者の多くが著作権に違反するイラストやロゴの場合は受注を断っています。

ただ業者に何もいわれなかったとしても、すでにあるイラストやロゴをコピーしたり模写するのは著作権違反なので気をつけましょう。

著作権侵害をしたオリジナルTシャツなどのウェアを作ったとき、問題に問われるのは注文者になります。

肖像権についても知っておこう

また著作権と同様に知っておきたいのが肖像権です。
肖像権とは自分の肖像(写真や似顔絵など)を他人に使わせない権利のことを指しています。

肖像権は誰もが持っている権利です。
たとえば、クラスメイトの誰かひとりの写真を、本人に無断でオリジナルTシャツのデザインにしてしまうのは、肖像権侵害に当たります。

当然、有名人にも肖像権があるので、自分で購入した雑誌や写真集などの切り抜きを使用することも肖像権の侵害です。

仲間内で楽しむ目的で写真や似顔絵のプリントTシャツの著作権について

誰かの誕生日や、仲間内でするパーティーなどにイラストやロゴのコピーや模写をしたデザインでオリジナルTシャツを作りたいという方もいるでしょう。
ホームパーティーなど限定されたメンバーで限られた空間で使用者が私的利用目的のため自分で複製する分には著作権侵害にはあたりません。
ただ、使用者がイラストやロゴのコピー・模写をしたデザインでオリジナルTシャツをプリント業者のお店に作成依頼を行うことは著作権侵害にあたりますのでご注意ください。

子どもの落書きの場合は?

たとえば「子どもがTシャツにイラストを真似して描いた」というのは著作権法違反には当たりません。

ただ、その描いたイラストを業者に依頼してプリントアウトしてしまうと、個人または家庭内そのほかこれに準ずる限られた範囲外になってしまうので、著作権法違反になってしまいます。

オリジナルTシャツのデザインを作成するときの4つの注意点

ここからは、具体的にオリジナルTシャツのデザインを作成するときに著作権侵害に当たらないか注意しておきたいポイントを紹介します。

1.元のキャラクターを連想させるイラストはNG

キャラクターやマスコットを模写したとしても、絵の上手い下手はあります。
完璧に模写したわけではないから著作権侵害に当たらないと考える人もいるかもしれません。

しかし、元のキャラクターやマスコットなどなんの絵かわかるようなイラストの場合、それは著作権侵害に当たります。
模写に上手い下手は関係なく、なんの絵を真似して描いたかがわかるようなイラストの場合はNGです。

2.イラストやロゴをパロディにするのはNG

もともとあるイラストやロゴをパロディ化させたデザインで、オリジナルTシャツを作りたいという方もいるでしょう。

この場合も、どんなイラストやロゴをパロディにしたかがわかる場合、著作権侵害に当たります。

3.歌詞や小説の一文などをTシャツのデザインにするのはNG

著作権はイラストやロゴだけでなく、歌詞や小説、詩などにもあります。

たとえば流行っている歌詞や、お気に入りの歌詞があるとします。
その歌詞をTシャツのデザインに入れた場合も著作権侵害です。

曲にも著作権がありますから、その譜面をデザインに取り入れるのも著作権侵害になります。

4.有名人の似顔絵をプリントするのはNG

誰が見てもその有名人とわかるような特徴を捉えた似顔絵をオリジナルTシャツのデザインにするのも、肖像権の侵害です。

肖像権は写真だけでなく、似顔絵にもあります。
また有名人でなくても、誰が見てもわかるような誰かの似顔絵を本人の許可なくデザインに使うのも肖像権侵害です。

写真やイラストの本人に許可があった場合のオリジナルTシャツは?

無断で著作物をコピー・模写・パロディにするのは著作権侵害に当たりますし、誰かの写真や似顔絵をデザインに使用するのは肖像権侵害に当たります。

ただ著作権者や著作権を管理している人、写真やイラストの本人に許可が取れれば、それらを使用することは可能です。

アーティストのライブやイベントなどで、アーティストの似顔絵をデザインしたオリジナルTシャツを着たいということもあるでしょう。
一部のアーティストは、そういった場合の使用を許可している場合もあります。

この場合もTシャツを作成する前に、まず著作権者や管理者に連絡をして、使用許可を取ってください。
許可が取れなかった場合は、いかなる場合も使用するのはNGです。

せっかくのオリジナルTシャツなら世界にひとつだけのデザインを

なかなかデザインが思い浮かばなくて、イラストやロゴを真似したくなることはあるかもしれません。
でもせっかくオリジナルTシャツを作るのですから、オリジナリティ溢れるデザインで作ってみてはいかがでしょうか。

見返したときに、思い出が蘇る素敵なTシャツが作れるでしょう。

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