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コラム

ポロシャツのインナーは着る?着ない?正しい選び方と着こなしガイド

2025年12月11日

ポロシャツ インナー着る?着ない?

ポロシャツって一見シンプルだけど、「インナーを着るかどうか」って意外と難しいですよね。
透け感や汗ジミ、シルエット…気になるポイントは多いし、ビジネスかカジュアルかでも正解が変わります。

この記事では「ポロシャツ × インナー問題」を徹底的に解決します。
今日から迷わずに、そして“おしゃれで清潔感のある”着こなしができるようになります。

ポロシャツ × インナー問題はなぜ起こる?

日本人に多い「透け」への不安

白ポロシャツほど“インナー問題”を引き起こす服はありません。
乳首透け・肌色透けは誰もが避けたいポイント。
特に日本人は肌の色と白生地のコントラストが出やすく、少しの透けでも「清潔感がない」「だらしなく見える」と感じられがちです。

汗ジミ・ニオイ対策としてのインナー

もうひとつ大きいのが、汗ジミとニオイ問題。
夏場は特に、背中や脇の汗がポロシャツにダイレクトに出てしまいます。
インナーを1枚挟むことで、汗をまずインナー側で吸収してくれるため、

シャツの表面にシミが広がりにくい

ニオイの原因になる汗や皮脂が生地に直接つきにくい

といったメリットがあります。

ビジネスとカジュアルで異なるマナー

同じポロシャツでも、
オフィス・商談・接客などのビジネスシーンと、
休日のカジュアルシーンでは求められるマナーが変わります。

ビジネスでは「透け」「汗ジミ」「首元から見えるインナー」は、相手によってはかなりマイナス評価。
一方カジュアルでは多少ラフでも許される場面が多く、快適さを優先してもOKです。

このギャップが、「着る?着ない?」問題をさらに複雑にしています。

ポロシャツを“インナーなし”で着るメリット

涼しくて軽い着心地

インナーなしの一番のメリットは、とにかく涼しいこと。
布が1枚減るだけで、体感温度はかなり変わります。
真夏の炎天下や、外での作業・レジャーなどでは、「インナーなんて着ていられない!」という人も多いはずです。

シルエットがスッキリ見える

インナーを重ねるとどうしても、わずかですが生地の重なりが出ます。
特にタイトめのポロシャツだと、

胸まわり

お腹まわり

背中の段差

などが強調されることも。
インナーなしなら、ポロシャツ本来のシルエットがきれいに出るので、スッキリ見せたい人には有利です。

夏場の外出が快適に

短時間の外出や、汗をかいてもすぐ着替えられるシーンなら、インナーなしの身軽さはかなり快適です。
「コンビニに行くだけ」「ちょっと車で移動するだけ」といった場面では、インナーなしのラフな着方も現実的な選択肢です。

ポロシャツを“インナーあり”で着るメリット

汗ジミ防止で清潔感UP

インナーありの一番のメリットは、やはり汗ジミ対策です。
インナーが汗を吸収してくれることで、ポロシャツの表面にじわっと広がる汗シミをかなり抑えられます。

特に、

電車・バス通勤で人と距離が近い

会議や商談が多い

接客・営業で常に見られる立場

という人にとって、汗ジミは清潔感に直結する問題。
インナー1枚で印象が大きく変わります。

乳首透け・肌透けをしっかり防ぐ

白やライトグレーなどの薄色ポロシャツは、光の角度によってはかなり透けます。
特に男性の乳首透けは、自分が思っている以上に周りは見ています。

インナーを着ておけば、乳首の透けなどがほぼ見えなくなり、落ち着いた印象になります。

ポロシャツの寿命が伸びる理由

意外と見落とされがちですが、インナーはポロシャツの消耗を減らす役目もあります。
人の汗や皮脂は、生地の黄ばみや劣化の原因になります。
インナーがそれを受け止めることで、ポロシャツ自体はダメージを受けにくくなり、

黄ばみが出にくい

首元の傷みが遅くなる

全体の色あせが軽減される

といった効果が期待できます。

ビジネスシーンの場合:インナーは必須?

正しいビジネスマナーとしてのインナー

結論から言うと、ビジネスシーンではインナーはほぼ必須です。
理由はシンプルで、

清潔感

品の良さ

相手への配慮

この3つを満たしやすいのが「インナーあり」の着こなしだからです。

「クールビズだからラフでいいでしょ?」と思っていても、透けや汗ジミが前面に出ていると、どうしてもだらしなく見えてしまいます。

白ポロ・薄色ポロは特に注意すべき点

白ポロは爽やかで好印象ですが、その分透け問題はシビアです。
白ポロ × 白インナーの組み合わせは一見正解に見えますが、実はかなり透けます。

おすすめは、

肌なじみの良いベージュ系インナー

薄手でフラットな生地

無地で装飾のないタイプ

この組み合わせが最も自然で、透けにくくなります。

クールビズでの“見えないインナー”の鉄則

ビジネスシーンでインナーを着るなら、「着ていることを悟らせない」のが理想です。

具体的には、

襟元からインナーが見えないVネック

袖口からインナーがはみ出さない袖丈

白・ベージュなど主張しない色

を意識しましょう。
「汗対策はバッチリなのに、丸首インナー丸出し」では本末転倒です。

カジュアルシーンの場合:自由でOKだが…

街着でのインナー選びは“快適さ優先”

普段着としてのポロシャツなら、そこまでマナーを気にする必要はありません。
ただし「快適さ」はかなり変わります。

長時間歩く

暑い場所に行く

汗をかきやすい

といった日は、薄手の吸汗インナーを1枚入れておくと、ベタつきが減ってかなり楽です。

大人の男性は「透けない」だけで印象が変わる

20代前半くらいまでなら、多少の透けも「若さ」として許される場面もありますが、30代以降はそうもいきません。
乳首透け・肌透けは、一気にだらしなさや生活感を感じさせてしまいます。

逆に言えば、「透けてない」だけで印象は一段階上がるとも言えます。
年齢を重ねるほど、インナー選びは見えないけれど重要なポイントになってきます。

女性の場合はデコルテの見え方もポイントに

女性のポロシャツは、ボタンの開け具合や襟の形でデコルテの見え方が変わります。
開きが大きいデザインの場合は、

Vネックのインナー

レース付きキャミソール

色を合わせたタンクトップ

などで、上品に見えるバランスを取るのがおすすめです。

インナーを着る場合のベストな種類

Vネック or Uネック?どっちが正解

ポロシャツのインナーとして最適なのは、基本的に深めのVネックです。
理由はシンプルで、

第一ボタンを外しても見えにくい

襟の開きと干渉しない

首元がスッキリ見える

からです。

Uネックは、襟の開きが浅いポロシャツならギリギリセーフですが、ボタンを2つ開けるような着こなしだとインナーが見えやすくなります。

タンクトップはアリ?ナシ?

タンクトップは「涼しそう」「軽そう」というイメージがありますが、実際には、

脇汗を吸いきれない

背中側の汗をカバーしきれない

ことが多く、汗対策としては物足りない場合がほとんどです。
汗をしっかり吸わせたいなら、袖のあるインナーの方が現実的です。

素材選び(コットン/吸汗速乾/シルク混)で差がつく

インナーの素材は、快適さに直結します。

コットン

肌ざわりが優しく、季節を問わず使いやすい

吸汗速乾素材

夏場や汗をかきやすい人に最適。ドライ系インナーなど

シルク混・モダール混

しっとりした肌ざわりで、敏感肌の人にも◎

季節や体質に合わせて使い分けると、1日中かなり快適になります。

カラー選びの鉄則:白より“ベージュ”が最強

肌なじみの良いカラーが透けを防ぐ理由

インナーといえば「白」というイメージが強いですが、実は白インナーはかなり透けやすいです。
特に白ポロシャツの下に白インナーを着ると、

生地の重なりがはっきり出る

照明や日光でインナーの形が強調される

という逆効果になることも。

一方で、ベージュやライトグレージュなど肌に近い色は、境目が目立ちにくく、透け対策として非常に優秀です。

「白インナーが透ける」罠とは

「白シャツには白インナー」という固定観念が強いと、かえって透け問題を悪化させます。
白インナーは、“白いものとして”透けて見えるので、かえってラインがくっきりしてしまうのです。

「見せないためには、肌色に近づける」
この発想に切り替えると、一気に透け悩みから解放されます。

暗色ポロシャツに合うインナー色

ネイビー・ブラック・チャコールグレーなどの濃色ポロの場合は、そこまで透けを気にする必要はありませんが、

チャコールグレー

ダークネイビー

あたりのインナーを選んでおくと、首元からチラ見えしても違和感が少なくなります。

NGなインナーの選び方

首元が見える丸首インナー

もっとも避けたいのが、丸首インナーが堂々と見えている状態です。
どれだけ高機能素材でも、どれだけ高いブランドでも、首元からインナーが出ているだけで一気に「部屋着感・下着感」が出てしまいます。

柄物インナーは透けると大事故

チェック・ボーダー・ブランドロゴなどの柄インナーは、透けた瞬間にすべて台無しです。
ポロシャツの柄とケンカしたり、カジュアルすぎる印象になったりと、良いことはほぼありません。

インナーは基本「無地一択」と覚えておきましょう。

厚すぎる生地は野暮ったく見える

秋冬用の厚手インナーを、春夏にもそのまま使ってしまうと、

もっさりしたシルエット

不自然なシワ

暑そう・重そうな印象

につながります。
ポロシャツ自体が比較的軽いアイテムなので、インナーも薄手でフラットなものを選ぶのが正解です。

季節別・ポロシャツ × インナーの最適解

春:軽めの吸汗インナー

気温差が激しい春は、汗をかいてもすぐ冷えてしまうことがあります。
薄手のコットンや、控えめな吸汗速乾インナーで、汗を適度にコントロールするのがおすすめです。

夏:極薄・速乾タイプが最強

真夏は「極薄 × 吸汗速乾」が最強コンビ。
汗をかいてもすぐに乾いてくれるので、ポロシャツのベタつきが大幅に軽減されます。

「インナーなんて暑いだけでは?」と思いがちですが、実際は
“インナーありの方がサラサラで快適”という人も多いです。

秋:保温インナーで体温調整

秋は朝晩冷え込むことも多いので、薄手の保温インナーを入れると便利です。
ヒート系インナーの中でも、あまり厚くないタイプを選べば、ポロシャツのシルエットを崩さず快適に過ごせます。

冬:ポロシャツを“重ね着アイテム”として使う方法

冬でも、職場や室内が暖かい環境ではポロシャツが活躍することも。
その場合は、

内側:保温インナー

中間:ポロシャツ

外側:ニットやジャケット

といったレイヤードもアリです。
襟付きのポロシャツは、重ね着しても“きちんと感”をキープしやすいのが強みです。

年代別のおすすめスタイル

20代:カジュアルでも爽やかさを重視

20代は多少ラフでも許されますが、「爽やかさ」は常に意識したいところ。
白ポロや淡い色のポロシャツには、薄手のベージュインナーを合わせるだけで清潔感がぐっと増します。

30〜40代:清潔感と大人っぽさが鍵

仕事もプライベートも忙しくなる30〜40代は、「きちんとしているのに頑張りすぎて見えない」バランスが大事。
ビジネスではインナー必須、カジュアルでもなるべく透けないように配慮すると、どの場面でも安心です。

50代以上:品よく見えるインナー使い

50代以降は、シルエットや素材感で差が出やすくなります。
ポロシャツ自体も、少し上質な生地のものを選び、インナーは肌になじむ色・薄手・無地でまとめると、品の良い大人のカジュアルが完成します。

体型別のインナー活用術

細身:インナーで肌透け防止をしっかり

細身の方は、ポロシャツが体に沿いやすく、肌のラインや骨格がダイレクトに出ることがあります。
ベージュやライトグレーのインナーを入れておくと、透けを防ぎつつ、ほどよく輪郭をぼかしてくれます。

ガッチリ体型:汗対策を万全に

筋肉質・ガッチリ体型の方は、代謝が良く汗をかきやすいことも多いです。
吸汗速乾インナーで汗をしっかり受け止めておけば、ポロシャツがびっしょり…という事態を防ぎやすくなります。

ぽっちゃり:インナーでラインの段差を軽減

お腹まわりや背中の段差が気になる場合、薄手インナーを1枚挟むだけで、生地の張り付き方が変わります。
ポロシャツが直接肌に密着しないことで、ラインが少しだけフラットになり、見た目もスッキリします。

女性向け:ポロシャツ × インナーの正解

胸のラインが出すぎない着方とは

女性がポロシャツを着るときに気になるのが、バストラインの出方
フィット感の強いポロシャツだと、1枚だとどうしてもラインが強調されてしまいます。

薄手のキャミソールやブラトップをインナーとして入れておくと、ラインを少し和らげつつ、透け防止にもなります。

襟元とのバランスを取るインナー選び

ボタンをどこまで開けるかによって、見えるインナーの範囲も変わります。

きちんと感を出したい日:

開き浅め+シンプルインナー

カジュアル寄りの日:

少し開けてレースキャミをチラ見せ

など、シーンに合わせてインナーを変えると、同じポロシャツでも印象をガラッと変えられます。

オフィスカジュアルで好印象に見えるコツ

オフィスカジュアルでは、「透けない」「下着感を出さない」が最重要。
ベージュ〜ライトグレーのインナーに、無地で薄手のポロシャツを重ねると、清潔感と安心感のあるスタイルになります。

結論:ポロシャツは“インナーあり”が基本。ただし…

TPO・季節・体型によって正解は変わりますが、
総合的には「インナーあり」がおすすめです。

理由は、

清潔感が出る

透け・汗ジミを防げる

ポロシャツ自体も長持ちする

と、メリットが圧倒的に多いからです。

ただし、インナーがチラ見えしてしまうと、一気に“残念コーデ”になってしまいます。
だからこそ、

襟元から見えないVネック

肌なじみの良いベージュやライトグレー

薄手で無地のインナー

この3つを押さえておけば、ポロシャツコーデはほぼ失敗しません。

「着るか・着ないか」ではなく、「どう着るか」
これを意識して、ポロシャツをもっと快適に、おしゃれに楽しんでいきましょう。

FAQs(よくある質問)

Q1:白ポロに白インナーはアリ?

白ポロ × 白インナーは、実はかなり透けやすい組み合わせです。
インナーの形がはっきり出てしまうことも多いので、ベージュやライトグレージュの方が圧倒的におすすめです。

Q2:タンクトップでも大丈夫?

タンクトップは脇や背中の汗を十分に吸いきれないことが多く、汗対策という意味では不十分です。
汗ジミ・ニオイ対策をしっかりしたいなら、袖付きの薄手インナーを選ぶ方が安心です。

Q3:インナーがチラッと見えるのはダメ?

ビジネスシーンでは基本アウトと考えた方がいいです。
カジュアルでも、丸首インナーががっつり見えていると一気に部屋着感が出てしまうので、できるだけ見えない工夫をした方が印象は良くなります。

Q4:夏はインナーなしの方が涼しい?

一見インナーなしの方が涼しそうに感じますが、汗をかくとポロシャツが肌に張り付き、逆に不快になることも多いです。
吸汗速乾タイプの極薄インナーを使うと、「着ている方がサラサラで快適」というケースも少なくありません。

Q5:女性もインナーは着るべき?

はい、透け防止や胸元のケアという意味でも、女性もインナーを着た方が安心です。
特にオフィスや改まったシーンでは、キャミソール・ブラトップ・ベージュ系インナーなどを組み合わせると、上品な印象を保ちやすくなります。

この記事の監修者

富永磨央
富永磨央

オリジナルTシャツ作成「トミーズ」の店長。Tシャツ作りのノウハウや商品紹介動画をこれまでに約300本配信中。トミーズテレビ チャンネル

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