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タイダイ染め Tシャツの作り方初心者向け徹底ガイド

公開日:2024/3/15

タイダイの魅力は、ただ色をつけるだけでなく、作成のプロセスそのものにあります。夏の日差しを浴びながら、布に色を加えることは、まるでキャンバスに絵を描くよう。輪ゴムやヒモを解き放つ瞬間は、まさに魔法のよう。予測不可能な模様が現れるその瞬間は、創作の心を高鳴らせます。タイダイはTシャツに限らず、エコバッグやキャンバススニーカーなど布製品に新たな命を吹き込みます。この夏は、タイダイであなたのワードローブに個性的な1枚を加えてみませんか。この記事ではタイダイ染めに興味があるものの、実際の作り方が分からない初心者の方に向けて、タイダイ染めについて解説します。

タイダイ染めとは

タイダイ染めとは、英語のTie=縛る、Dye=染めるという意味の言葉の組み合わせからタイダイ染めといわれています。この染色技法は、布を縛って染めることで、一枚一枚の風合いが異なり、その個性的な模様を作り出します。起源は明確には特定されていませんが、タイダイ染めが広く知られるようになったのは1960年代のアメリカのヒッピー文化の影響が大きいと言われています。、自分だけのオリジナルアイテムを手軽に楽しめるプリント方法で創造的な体験してみてください。ここからは具体的な作成方法について解説します。

タイダイ染めの作成方法

必要な道具・材料について

・染める用のアイテム

綿(コットン100%)Tシャツやトートバッグ。
白系の淡色無地のアイテムがオススメでナイロンやポリエステル素材のものは染まりません。
綿ポリエステル混紡でも染める事は可能ですが発色が悪く染まりきりません

■タイダイ染めオススメアイテム

・タイダイ染め用の染料

手芸店や東急ハンズなどで購入できます。100均に売っているアクリル絵の具でも代用可能です。

・ドレッシングボトル

アイテムに染料をかけるために使用。使用する色数分のボトルが必要になります。100均で売っています。

・固着液

色を定着させるために必要です。手芸店に置いてあります。

・色止め剤

染色後、洗う際に色落ちを防ぐために漬け込んで使用します。

・塩

染色前に固着剤と一緒に使用します。酸化して変色しないために使用します。固着剤1袋に対して300gが目安です。
また染色後の色止め剤の代用としても使用可能

・バケツ

大きなバケツがあると何かと便利です。

・タコ糸や紐、輪ゴム

染める布を縛る用に使用します。100均で販売されているもので充分です。

・網

染料を塗った際に染料を下に落とす際に使用。ビニールコーティングされているものがオススメ。こちらも100均で揃います。

・ゴム手袋・エプロン

作業中に汚れないためのものです。その他要らないタオルなどもあると何かと便利です。

上記の材料を揃えるのが面倒くさい!という方にはタイダイ染めのキットが便利でかなり正解に近いですが、せっかくDIYするなら、キットに頼りたくない人も多いのではないでしょうか。

タイダイ染め作成の手順(Tシャツ)

■下準備:

・染料により汚れることを考え、作業するスペースは養生しておきましょう。
・染める前に服を1回水洗いしておきましょう。新しい服に付着しているのりを取るために水に通すことが大切です。
洗濯機で脱水した状態位がおススメです。漂白剤・柔軟剤は色がつきにくくなるので使用しないでください。

■1.Tシャツを縛る:

Tシャツをゴムひもなどで縛りましょう。ここでの縛り方により染めのデザインが変わります。きつく縛っておきましょう。マーブル柄に挑戦する場合は特に縛る必要がありません

■2.塩(固着剤)を溶かしたお湯に漬け込む

染料を定着させるために、塩と固着剤を溶かしたお湯(50℃くらい)をバケツに入れTシャツを約30分つけておきます。 これにより、染めた色が変色しにくくなり、発色の良い色を保つことができます。

■3.染料液を作る:

2を漬けている間に染料を作ります。自分が出したい色の染料を使用し、濃淡はお湯の量で調節します。染料はドレッシングボトルに入れると染料をかける際に加減しやすいのでオススメです。

■4.Tシャツに染料液をかける:

余分な染料を下に落とすため網状の台の上に服を乗せ、3で作ったボトルに入れた染料をかけていきます。予期しない混じり合う色もタイダイ染の魅力ですが白を多めにバランスする場合、染料をかけすぎて過剰に混じりあわないように注意しましょう。

■5.色を定着させるため放置:

染料をかけ終えたTシャツは、色が良く染まる様ラップに包んだ状態で平らな場所に24時間置いて色を定着させていきます。気温や漬けておく時間によって出来上がりが変わりますので、初回で思い通りの色が作れなくても何度か作りながら、自分好みの色を探求してください。

■6.水洗い:

Tシャツに染料を施した後は、余計な色を洗い流すために水で丁寧に洗います。色が他に移らないように、まずは部分的に洗い、その後全体を洗うことで、色同士の色移りを防止できます。

■7.色止め&洗い:

さらに色落ちをふせぐため、色止め剤をお湯に溶かし15分ほど放置し、もう一度水洗いしましょう。すすいだ水が透明になるまで洗ってください。洗い終わったら乾燥させてこれでタイダイ染めのTシャツが完成です!

■洗濯方法:

染めたてのTシャツを洗う際は、最初は他の衣類と分けて単独で洗濯することを推奨します。色落ちがないことが確認できれば、次回からは他の衣類と一緒に洗っても大丈夫です。ただし、念のため白い衣類とは別に洗濯してください。また、Tシャツを干すときは直射日光を避けて陰干しにすると、色褪せを防ぐことができます。

以上が簡単なタイダイ染めの作成方法になります。ぜひご参考ください

タイダイ染めの代表的な模様パターン

まだら模様

まだら

ゴムなどで縛る前に全体をベースカラーで先に染めます。染め上げたTシャツを丸め、そこからゴムなどで縛り、ベースカラーとは別の色で染めるとまだら模様です。色が濃くなりがちなので、淡色、もしくは薄めに仕上げるのが個人的にオススメです

マーブル模様

タイダイ染めの代表的な染め方です。
紐を縛らず、絞ったTシャツに染料をかけていくやり方なので初めての方にもおすすめの方法です。
染料をかけすぎず白い部分をある程度残した方がバランスよく仕上がります。
前面、後面で同じバランスで染めるのが良いでしょう。

サークル模様

サークル

円の中心からTシャツを円形になるように折っていき形が崩れないように縛ります。円の中心から外に向かい色を付けて染め上げると開いたときにサークル模様になります。隙間ができないようにきつく縛るのがポイントです。一番タイダイ染めのインパクトが感じられる染め方で個人的に好きな模様です。

蛇腹模様

生地を山折り谷折りを繰り返し蛇腹に折っていきます。細目に色を付けたい場合は細かく織りましょう。 織り込んだところを紐で折りあげ色を付けると蛇腹模様になります。縦に入れたり、細くポイントで入れたり、裾や袖までしっかり入れたり色々とアレンジできる模様です。

豆縛り模様

豆縛り
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好きな位置に布をつまみ輪っかをつくり輪ゴムでとめていきます。自由な発想で好きな場所に縛れるので初心者にもおすすめの模様です。

当店取り扱いのオススメタイダイ染めTシャツご紹介

ここまでの記事をご覧いただいて、作成方法のハードルが高いと思われた方には既製品のタイダイ染めTシャツをオススメいたします。Tシャツ作成トミーズではアメリカの工場で染めの職人によって1点ずつ手染めされたTシャツを取り扱っていますのでぜひ下記の商品をご覧ください。

タイダイ染め Tシャツのまとめ

タイダイ染めは、タコ糸や輪ゴムを使った縛り方、さまざまな染料の選択によって、独自の仕上がりが楽しめます。この手法は簡単で、誰でも自宅で挑戦できるため、ファッションアイテムに取り入れるだけでなく、模様作り自体を楽しむことができます。タイダイ染めを始める前に、必要な材料や染料の準備、染め方の手順を確認し、自分だけの模様を作成してみましょう。